先日実家へ帰省したついでに諏訪大社へ参って来ました。
諏訪へ行ったのは20年ぶり以上でしたが、若い頃に諏訪・岡谷・茅野の辺りを仕事で回っていたことがあったので、あの頃の土地の空気感は変わらずにあるものだなあと関心しながら運転して来ました。
当初一番の目的は神社よりも黒曜石でして、N◯Kのブラタモリを見てからずっと行ってみたいと思っていたのですよね。諏訪は黒曜石の宝庫で、縄文時代には日本の全国各地から縄文人が黒曜石を求めて集まって来ていたとか・・・長野に住んでいながら全然知らず、こちらに来てから初めて知ることでした。
そして去年のマイ黒曜石ブーム、折角なら地元長野の黒曜石を集めようと思ったのですが、、、ネットでは南米や北海道十勝産の物が多くこれが中々手に入らず・・・。。。う〜んこれは現地に行くしかないと思っていたのでした。
しかしこれが当日は雨模様で、小さい頃祖母の家へ向かうときによく通った中山道を懐かしがりながら向かったのですが、なんと5km程道を間違えたまま進んでしまい、引き返しているうちに予定の時間をオーバー・・・。
目的地だった「黒曜石体験ミュージアム」では体験することなく(涙)、売店にだけ寄らせてもらいお目当ての”星くそ”をゲットして来ました。(地元で採れた黒曜石を”星くそ”と呼んでいました)
その後諏訪大社の上社・本宮と上社・前宮に参ったのですが、、、これが思いがけずとても良くて、何が良かったかって・・・これぞ「龍」と言うエネルギーを久々に感じたことでした。。。
九州にもあちこちにいわゆる龍神さまを祀ってある祠や神社があるのですが、私はどうもその辺りが苦手で、苦手を通り越して無理・・・となってしまい近づくことができずにいることが多かったのですね。九州だけではなく確か高野山に行った時もそんなことがありました。
私は龍神が苦手だったんだなあ・・・なんて思いながらこの10年ほど生きていたのです。
それが先日の諏訪大社で思いがけず
”あ、これが龍だ!これが私の知ってる龍のエネルギーだ!!”
となりまして、何だか嬉しくなった次第でした。
厳かで、雄大で、中道で、大きく力強い流れ、これぞ龍と言う感じ。
昔感じたことのあるエネルギーでした。
中央構造線や糸魚川静岡構造線が交わる点にある諏訪大社・上社前宮は御神体が山になっていて、同じように御神体が山である大神神社の雰囲気とも似たものを感じました。
主要な神社がこの中央構造線上に建っていることも知らず、帰ってから調べたら伊勢神宮から始まり、周辺を含めると大神神社や出雲大社、阿蘇神社までそうらしいのですね。。。
なるほどそうだったのか・・・と色々と腑に落ちた旅でした。無知でした(苦笑)
縄文と龍と八百万の神のエネルギーを存分に感じられた贅沢な時間でした。
さてもうすぐ夏至。
楽しみです☆
0コメント