徒然・・・

私がゲリー氏のスクールで学んだ中で、未だに一番役に立つと思っている概念が肉体意識(ダイアード)と魂意識(トライアード)と呼ばれる枠組みについてです。

人間にはこの二つの意識が同時に内在していると彼は言っています。

これは自分を理解するためにも自分以外の人を理解することにもとても使える!と日々感じていますが、まず肉体意識とはそのまま肉体に宿っている意識やその動きのことを指します。(そう理解しています)これは遺伝的な傾向、家系的な傾向、脳の器質的な傾向や動物肉体そのものが持つ、生き残りのためのサバイバルな意識の側面を指します。

 

(余談ですが、、、大学で心理検査についても学んだのですが、心理検査の多くは器質的な脳の測定で(パーソナリティに関する検査はまた少し違うけれど)これは肉体意識という枠組みだけに当てはまると考えていて、これをその人の内面や心の表出、精神性の一部と呼べるの?と思うことがありました)


 そして不思議体験のような”こんなことって本当にあるのねえ”と思えるような出来事は、おそらく魂側の意識によって導き出されていることがほとんどで、それらを肉体の五感を使って測定しようとしたり関連づけようとすることはそもそも媒体が違いすぎるので、現代の”目に見えないものは存在しない”と言う前提のアカデミック科学では不可能なのだと思います。

魂意識とは”宇宙が存在した瞬間の創造主のエネルギーを自覚している意識”だと言われていて(by叡智の道より抜粋)、この文字面だけ読んでも壮大な印象ですが、そのままズバリ壮大なものなので、普段の意識下では感じることも理解することも不可能なものです。

(昨今はもちろんタイムウェーバーや波動測定と呼ばれる機材がどんどんできていますので、目に見えないエネルギーも学術的な分野に少しづつ食い込んできているのかもしれませんが)


 私の場合若い頃から(アカデミックに触れないで生きて来てしまったせいか)”目に見えないものが存在しているのは当たり前”と言う前提でいるため、(もちろんこれを大っぴらに世に出すとフルボッコにされるだろうと言う強迫観念がまだ若干ある小心者です)現代のサイコロジー科学はやっぱり片手落ちよねえと思っていたところ

今から15年ほど前に出会ったのがトランスパーソナル心理学。。。

ケン・ウィルバーです。

最近ではインテグラル理論がよく知られていてトランスパーソナルとは距離を置いていると言うことですが、もう少し初期の頃の著作に馴染みがあります。

初めて彼を知ったのは『無境界』と言う著書でした。これはもう鳥肌。。。

こんな思想が心理学というアカデミックな分野にもあるのか!という衝撃で虜になりました。(最近勉強して分かったのは決して日本のアカデミックな心理学にはそんなに食い込んできてなかったな・・・ということでしたが)

 「フロイトとブッダを融合させた」と呼ばれているらしい彼は(さっきWikiで読んだ)、古今東西の宗教や哲学、密教などの体系を調べ尽くしてまとめ上げ、独自の論を展開しているトランスパーソナルの一大論客です。

かれこれ7〜8年ほどトランスパーソナル学会に参加していますが(していると言っても会報誌や学会を見聞きしているだけですが)主に肉体にフォーカスが当たっている心理学と目に見えない領域の架け橋的な学会だなあと感じています。(もちろん名前からしてそうですよ・・・)

こうやって少しづつそちら側にシフトしていくのだろうなあと言う可能性を感じられて嬉しいのですよね。

 

とは言え、魂意識と呼ばれるような領域の壮大さは果てしないので、肉体を維持したままこの辺りを深めていくのは中々一筋縄ではいきません。


日々探索は続きます・・・





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